オレンジの香り~
先日、オレンジをいただきました。
オレンジは果皮がうすいし、中の膜も柔らかいので、みかんのように手で剥くより、ナイフでクシ切りにして食べたりすることのが多いけど…
手でむいてみた(笑)
手でむくとね、オレンジの果皮からい~い香りが漂います🎵
柑橘系の果皮には1ミリほどの油胞というのがあってそこに精油が蓄えられます。
柑橘系の精油は柑橘類の果皮をギューッと絞って油分だけを集めたものになります。
なので、採取しやすく、精油はお手頃価格💕
お馴染みの香りなので、嫌いという方も少ない。使い易い精油の一つです。
オレンジの香りの主成分はリモネンという成分です。
このリモネン、結構活躍するんですよ。
油を溶かす働きがあるので、オレンジの皮でガスレンジのまわりをこすったりするとキレイにとれます。
レンジ周りを拭くウェットティッシュ的なやつに含まれていることもあります。(オレンジの香り♪なんてやつは含まれてること多いです)
また、発砲スチロールやプラスチックを溶かすので、工場とかで使われているみたいです。
また、マニキュアの除光液に使われたり、油性マジックを消すのにも使われたりするんですよ。
オレンジの他にも、グレープフルーツ、レモン、ゆずなどの皮にも含まれてます。
「なんか、アロマとかで使うなら肌に付けても良さそうだね~」
「オレンジならスーパーに売ってるし」
「ゆず油とか、みかん風呂とかもあるし肌にも良いんじゃない?」
…ちょっと待った!!!
肌に直接つけるのはオススメできません。
リモネンには肌を刺激することがあります。
ゆず風呂やみかん風呂で皮をギューッと絞って、肌にピリピリとした経験はないですか?
特に荒れた肌には刺激が強すぎます。
オレンジの皮を肌につけるのは原液を塗布するようなもの。
トリートメントの時にもオレンジやグレープフルーツ、レモンなどの精油は使いますが、皮膚の刺激性を考えて、荒れた肌にはまず使用しません。
使用するのが良いと判断した場合もかなり薄めて使用します。
また、グレープフルーツやレモン、ライムなどの皮には塗布した後、紫外線を浴びると火傷のような皮膚炎をおこしたり、シミの原因となることもあります。
でも、実はレモンの精油なんかは美白に対しても使うんですよ~。
使う時間帯を考えて、または他の製法で抽出したものを使用するなど、一工夫必要なんです。
たかが果物の皮ですが、侮れません😆
でも、手軽に手に入るので、うまーく利用して、少しでもhappyになれたらいいですね!
精油を購入したけど、イマイチ使いきれない、どういう時に使ったらいいの?などの疑問があれば、お伝え出来る範囲内でお答えしますね!
質問があれば、遠慮なくこちらまで🎵
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